2023 代表世話人会・世話人会についての申し入れ
日本共産党山形県議団は下記の通り、県議会の運営についての申し入れを行いました。
世話人会座長
田澤 伸一 様
日本共産党山形県議団
団長 関 徹
石川 渉
代表世話人会・世話人会についての申し入れ
新議会の議会運営等についてのご検討ご苦労さまです。
世話人会及び代表世話人会は、一般選挙後、新たな議会運営が決まるまでの間の暫定的 な会議ですが、質問者数・質問時間の割振りや、その会派別の割振り、各委員の選任など、 議会運営の重要事項についての検討がおこなわれると聞いています。
日本共産党県議団は交渉会派(5人以上)で構成される世話人会に所属することができま せんが、重要事項については全会派・議員で協議することが、多様な意見を持つ有権者の 平等という理念に基づく要請と考えます。
山形県議会基本条例は「公平かつ公正を原則とした運営をおこなわなければならない」 (同第四条)とする通りです。
4年前の世話人会では、少数会派への質問者数・質問時間の割振りや、会派別の割振り、 各委員等の選任などについて、少数会派との協議も意向確認もおこなわれませんでした。
令和 3 年 1 月に公表された全国都道府県議会議長会の調査では、代表者会議(今回は代表 世話人会に相当)に少数会派の出席を「無し」としているのは 11 県(山形県も含む)と少 数で、うちその会議結果を少数会派に「連絡しない」としているのは、山形県議会だけで す。
また、質問者数・質問時間については、すべての議員に機会を平等に与えることは、「公 平かつ公正」の最低限のルールと考えます。
こうした問題を是正するために下記の事項について申し入れします。
記
- 代表世話人会の結果の資料を添付して少数会派に説明すること。
- 質問者数・質問時間、会派別の割振り、各委員の選任など少数会派も加えて協議すること。
- 一般質問と予算特別委員会の質問機会については、平等を確保した上で質問者数・質問時間を決めること。
- すべての会派・議員に毎議会代表質問等を認めること。
- 交渉会派は現行の「5人以上」を見直すこと。議会運営委員会はすべての会派・議員による構成とすること。
以上