少数激戦の酒酒田市議会議員選挙で市原栄子市議が議席確保

任期満了にともなう酒田市議選は10月26日に投開票された結果、日本共産党の市原栄子市議は1373票、得票率3.59%を獲得し、第11位で当選しました。ご支持・ご支援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

当選を決め山田選対本部長(左端)らと一緒に喜ぶ市原栄子市議(左から2人目)=10月26日・酒田市
市原 栄子 氏

市原氏は、4市町合併前の旧酒田市での市議時代を含め、通算8期目です。
10月26日夜、当選を決めた市原氏は、「酒田市は近年、津波や大雨の被害に見舞われている。住民が安心できる街にしていきたい」と述べ、女性が働きやすい職場環境の実現にむけて「女性や高校生の声を聞き、女性が働き続けられる職場をつくっていきたい」と決意を語りました。

市原氏は、選挙期間中、能登半島地震で表面化した避難態勢の不備の問題や、昨年の大雨で発生した内水氾濫を念頭に、「災害対策の抜本的な拡充を」と強く訴え、国交省東北地方整備局に排水設備の改善や内水氾濫対策を要請してきたことなどを紹介し、国政とも連携して「災害に強い街づくり」を実現すると訴えました。

さらに、▽国保税・介護保険の負担軽減▽公共交通網の整備▽憲法にもとづき小中学校の給食を無償化し、教科書代や制服購入費用を減免・無償化する―などの公約を訴えました。日本共産党支部と党後援会は、宣伝、対話・支持拡大に全力をあげました。

選挙戦は、定数25に対し、市原氏を含め現職20、元職1、新人7の計28人が立候補し、3人はみだしの少数激戦となりました。
投票日の悪天候も影響し、投票率は47.81%となり、過去最低だった2013年の54.36%を6.55ポイント下回りました。