前県議会議員、元山形市議会議員が統一協会関連団体の集会に参加 日本共産党山形県委員会が記者会見

記者会見を行う本間和也委員長(右)と渡辺ゆり子県議

 日本共産党山形県委員会は3月29日、記者会見を行い、統一協会が設立した世界平和女性連合(堀守子日本女性連合会長)が2018年に開いた集会に、今回の統一地方選挙への立候補者が参加していたことを明らかにしました。

統一協会と地方政治の癒着を断つことは急務

 同集会に参加したのは、県議選(山形市区)に立候補する日本維新の会公認の諏訪洋子氏(元山形市議)と、上山市議選に立候補する無所属の佐藤昇氏(前県議)です。

 記者会見に臨んだ本間和也県委員長は、「両氏ともに、統一協会と関係のある団体とは知らなかったと弁明しているが、多くの被害者を出した統一協会の広告塔として利用されたことを真摯に反省すべきだ」と述べました。

 佐藤前県議に加え、県議選(天童市区)に立候補する自民党県連幹事長の森谷仙一郎県議は、統一協会が主催した集会に政務活動費から支出して参加したことが、すでに判明しています。また県議選(米沢市区)に立候補する同党県連幹事長代理の渋間佳寿美県議も、同集会に参加したと説明しています。本間委員長は、統一協会と地方政治の癒着を断ち切り、事実調査と説明責任が問われると表明しました。

統一協会=勝共連合が日本共産党を中傷するビラを配布

 さらに本間氏は、統一協会が設立した国際勝共連合が、山形市と鶴岡市で日本共産党を誹謗・中傷する謀略ビラを配布していることを明らかにし、公正な選挙を妨害していると批判しました。ビラの「暴力革命?!」と日本共産党に対する言いがかりについて、「『戦争という暴力』に反対をつらぬいてきた日本でただ一つの政党が日本共産党です」、「自民党と癒着した統一協会の常套手段です」と述べ、党の真の姿を語りました。

(参考)「しんぶん赤旗」記事より