2023年度県政運営に対する提案と要望 吉村県知事に

 本間和也県委員長、渡辺ゆり子副委員長・党県議団長、関とおる県議、石川渉・県議予定候補(山形市区)が県庁知事室を訪れ、吉村知事と懇談しました。

左から吉村県知事、本間県委員長、石川渉県議予定候補、渡辺副委員長、関とおる県議

 要望した内容は、「2023年度県政運営に関する提案・要望」(41項目)と、「新型コロナ対策に関連した緊急要望」(17項目)の計58項目です。

 四人は、重要課題として5つの課題について、吉村知事と意見を交わしました。

  • 敵基地攻撃能力保有と先制攻撃戦略、大軍拡・負担増について反対を表明し、政府に撤回を求める
  • コロナ感染拡大を重大事態として県民に情報発信・説明し、救急搬送困難事案が生じないよう対策強化
  • 市町村と連携し学校給食の無償化を図り、子どもの医療費無料化を拡充
  • 岸田政権の原発回帰方針に反対し、原子力に頼らない「卒原発」」の姿勢を堅持し、引き続き国に訴える
  • 土砂災害警戒区域の再点検を急ぎ、点検方法や制度を最新の知見に基づき改善強化する

 吉村知事は、コロナ対策はじめ各要望について理解する姿勢を表明。大軍拡・負担増については、全国知事会としても外交努力を国に求めていると答えました。学校給食の無償化と子どもの医療費無料化は国の制度として確立すること、原発回帰方針に対して「卒原発」を維持し再生可能エネルギーの活用をすすめ、原発を将来的にはなくすこと、土砂災害の調査・点検し改善をすすめると述べました。

吉村県知事(左)と懇談する関とおる県議(右)
吉村県知事(右奥)と懇談する石川渉県議予定候補(左)